デイトレード

デイトレードとは

イトレードとは「デイトレ」、「デイトレーディング」(day trading)とも呼ばれていますが、日本語にすると「日計り取引」のことです。

簡単にいうと、今日買った通貨をその日のうちに売却するトレード方法です。

一般的には、短期的に利益を確定させるために、一日のうちに数回の売買を行い、その日のうちに処分して、翌日に持ち越さない取引の方法です。

基本的には、一日以内の短時間での取引ですので、少ない利幅をコツコツと積み重ねていく取引方法です。

また、デイトレードを行っている人たちのことを「デイトレーダー」(day trader)といいます。

インターネットでFX取引を行うことで瞬時に簡単に売買ができますし、手数料無料というFX業者も多数ありますので、デイトレードを行う人は数多く存在しています。

 

デイトレードにはどんなメリットがあるの?

デイトレードは、短期取引ですので、急激な為替変動による通貨の変動による損失を防ぐというメリットがあります。

例えば、FXの画面を見ていないとき(仕事中や寝ている間)に大きな為替変動があったとしても、その日のうちに決済していますので、リスクがありません。

そういう意味では、精神的にも楽なのではないでしょうか。

特にFXは24時間相場が動いていますので、世界の主要ニュースが値動きを左右します。

「保有したまま寝ていて、朝起きたら一気にマイナスに!」なんてこともありますので、FXには有効な取引方法だと思います。

(逆だといいのですが、そううまくいかないのがFXです。)

また、株取引だと昼間しか行えませんが、FXだと「仕事から帰ってからスタート!」することも可能なので、自分の時間・ペースで取引することもできます。

忙しい方でも合間を見つけて、ポジションを保有したまま持ち越しをしない(その場で決済してしまう)というやり方であれば、リスクを最小限にできるのではないでしょうか。

 

デイトレードのデメリットは?

▼手数料やスプレッドが取引回数分必要

デイトレードの場合、細かい売買を何度も行うので、スプレッドや手数料もその回数分だけ必要になるという点があります。

ですが、スプレッドが低く、手数料は無料のFX会社を選択すれば比較的補いやすいデメリットではあります。

例えば、

・手数料無料
・スプレッド1銭
・ドル円で1万ドルを取引

この場合、100円マイナスからスタートとなります。
単純に5回取引すると500円かかることになりますね。

 

▼忍耐力と精神力が必要

デイトレードといってもポジションを1日保有することはほとんどありません。

多くの場合は数分〜数時間で決済しますので、取引をしている間はPCやスマホの前に張り付いて、画面と「にらめっこ」となります。

ですので、忍耐力と精神力が必要となります。(特に初心者の場合は、ポジションを持ってからの動きが気になって、画面から離れられません。)

 

▼多くの資金が必要

デイトレードは短時間での勝負のため、1回の取引による利幅はとても少なくなります。

例えば、ドル/円で取引した場合は0.05円〜0.10円といった円単位ではなく銭単位での利幅になってきます。

ですので、上記の手数料やスプレッドも含めて考えると、1000通貨単位での取引では、ほとんど利益がでなくなってしまいます。

例えば、
◆1,000通貨でドル円の取引をデイトレードで行う
⇒1日の値動きは20銭〜30銭程度なので、200円〜300円の利益
うまく底値で買い、高値で売りができても500円程度の利益

◆10,000通貨でドル円の取引をデイトレードで行う
⇒1日の値動きは2〜3円程度なので、2,000円〜3,000円の利益
うまく底値で買い、高値で売りができれば5,000円程度の利益

以上の例をご覧になるとわかるように、少額資金では利益が薄くメリットはあまりありません。

デイトレードは、ある程度まとまった資金で取引を行う、もしくは高いレバレッジで取引を行う(両方でもいいですね)ことで大きな利益を上げることができる取引方法です。

 

初心者には注意が必要?

FX初心者の方がデイトレードを検討するのなら、上記のメリットとデメリットをよく理解したうえで、自分にはデイトレードが向いていると判断した場合にだけ、挑戦してみるのがいいと思います。

いくらリスクが少ないといっても、まとまった資金を使い、高いレバレッジをかけて何回も取引を行うのは危険だと思います。

また、相場が乱高下している場合や、もみ合っているときに1日に何度も取引を行うと、やればやるほど思惑と逆に動いてマイナスが膨らむということもよくあります。

そういう時は、焦ってさらに取引を続けなれば・・・という心理状態にも陥ってしまいますので、注意が必要です。

 

デイトレード向きの通貨

どうしても短期勝負となりますので、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルなど、比較的価格の変動がある通貨での取引が向いていると思います。

また、取引する時間帯もロンドン市場(18:00〜)、ニューヨーク市場(23:00〜)、東京市場(9:00〜)といった取引高が高い時間を狙って取引をすれば、それだけ値動きが活発になりますので、デイトレードには向いているのではないでしょうか。

デイトレードは世界情勢や経済情勢といった大きなニュースに左右される部分もありますが、短期取引ですのでマーケットに参加している人たちの思惑だけで上下することもよくあります。

そういう意味でも「心理戦」とも言われています。(確かに「誰かが仕掛けているのでは?」というような値動きをすることもあります。)

ですので、ニュースだけでは判断できませんし、焦ってマイナスが膨らむような取引にならないように注意が必要です。

リスクも低いですが、儲けもコツコツのデイトレード。特に初心者の方は、「損失が何円になったら決済」「連続取引はしない」「翌日に持ち越さない」など、自分なりのルールを設定してそれを必ず守るようにして取引することをすすめします。

そうすることで、急な変動での大きな損失もありませんし、連続で負け越してという精神的な負担も軽減されますしね。